Disk Dup+の操作性はいたってシンプルだ。起動後に表示されるダイアログで【Go On】を選べば準備完了。この時，【Print Order...】を選択すると，登録用の用紙を印刷するダイアログが表示されるので打ち出しておく。あとはコピーしたいディスクの枚数と，複製方法，イニシャライズに関する情報をチェックして，マスターディスクを挿入するだけだ。ディスクはあっという間に読み込まれ，Copyディスクを入れるよう指示してくる。もし，フロッピーラベルが必要なら，マスターディスクを挿入する前にLabelをチェックしておけばいい。
CopyQueuerの利用方法は，はじめにFileメニューのShow Queus Itemsで，どのファイルあるいはフォルダを複写するのか設定しておく必要がある。このメニューを選ぶとQueus To Be Copiesというダイアログが表示されるので，Add Item...ボタンをクリックして，どんどん登録するだけだ。フォルダの指定はリストの下に表示されるSelectボタンで対応する。複数のファイルを選択するのなら，Keep Addingをチェックしておこう。リストができあがったら，Copy Queusボタンをクリックして，ダイアログでコピー先を選び，Selectボタンを押せばコピーを開始する。また，EditメニューのPreferences...で設定できる内容は次の通りだ。
Copy each queue item separatelyは，指定した分けてコピーしてくれる。その下の3つの設定はコピー終了時の設定だ。ビープ音のオン・オフからCopyQueuerの終了，マシンのシャットダウンなどが選べる。そして，最後のAlways copy to the folderでは，コピー先のフォルダが選択できる機能だ。
Preferences...でチェックしておきたいのは，DestinationとStuffItに関する設定項目だ。まず，はじめのDestinationは，FileメニューのCreate Image Fileで作成したイメージファイルをどこに保存するのかが選べる設定項目だ。ShrinkWrapと同じ階層にあるフォルダでよければSame as ShrinkWrapのままで構わないが，保存先を指定するならPrompt for destinationを，特定のフォルダに入れたいのならUse:Desktop FolderをチェックしてSelect...からフォルダを選択する。おすすめは最後のUse:Desktop Folderで，あらかじめフォルダを決めておくと，効率よく作業できるので本当に便利だ。
StuffItに関する設定では，イメージファイルの作成時に，圧縮したStuffItファイルを自動的に作成するAutomatically expand StuffIt archivesと，StuffItで圧縮されたイメージファイルを解凍するAutomatically Stuff image fileがチェックされているが，必要に応じて使い分けるといいだろう。その下のチェック項目は，圧縮あるいは解凍後にオリジナルのStuffItファイルを削除したい場合に利用する。また，ディスクコピーの際，コピー状況を確認するVerify destination disk checkumsと複数枚コピーできるMultiple disk copyはデフォルトのままにしておくといい。
連絡先 住所 c/o Oscar D. Crisalle，P.O. Box 14955，Gainesville，FL 32604，USA
内容 1対1の接続においてのファイル転送の際に，ファイルのコピーが終わったとか，欲しいファイルはどこにあるかというような連絡を相手と取りたいときがある。電話回線が1本しかなく，すでにARAで使用しているので一旦それを終了してからでないと相手に電話連絡ができない。その場合，このTalk 2 Meを使用すると大変便利だ。相手の声をMacintoshから聞き取ることができるので非常に便利だ。一度友人と実験してみるといい。なお，このシェアウェアはMacUser Japan 1994年4号の「Born To LAN」のコーナーでも紹介されている。
内容 QuickTimeムービーをPICSなどの映像フォーマットやAIFFなどの音声フォーマット，PICTなどの静止画像フォーマットに変換するプレイヤー＆コンバーター。音声や画像サイズをキーボード上から変更できるのが特徴で，QuickTimeムービーから音声だけ，映像だけ抜き出すといった使い方ができる。その逆に音声を映像に張り付けるということもできる。対応しているフォーマットはTEXT，PICT，PICTs，PICS，sfil/snd，AIFF，Audio CD tracksなど。
内容 非常によくオプティマイズが行き届いたQuickTimeムービープレイヤー。Power Macintoshにも対応しており，ネイティブ環境でもオプティマイズされている。またシステム環境の搭載メモリが許せばムービーをすべてメモリに取り込んでプレイバックしてくれ，また画面のサイズもシステムから読み込んであおれに合わせて画面サイズを設定してくれるという，至れり尽くせりの画像処理アプリケーションだ。Movie Player 2.0のシェアウェア版といえる。
最近では元祖NCSA Mosaicに加え，MCCによるMacWeb，そしてMosaicを作ったプログラマーたちが集まり，シリコングラフィックスの創設者であるジム・クラーク博士がCEOとして収まったベンチャー企業，モザイク・コミュニケーションズ改めネットスケープによるNetscapeなども元祖以上の機能を備えて登場しており，使い勝手はますます向上している。例えば，文字列の点滅やラインの長さや表示位置の変更など，WWWを記述するための言語であるhtml(Hyper Text Markup Language)もいち早く拡張されている。
最近では元祖NCSA Mosaicに加え，MCCによるMacWeb，そしてMosaicを作ったプログラマーたちが集まり，シリコングラフィックスの創設者であるジム・クラーク博士がCEOとして収まったベンチャー企業，モザイク・コミュニケーションズ改めネットスケープによるNetscapeなども元祖以上の機能を備えて登場しており，使い勝手はますます向上している。例えば，文字列の点滅やラインの長さや表示位置の変更など，WWWを記述するための言語であるhtml(Hyper Text Markup Language)もいち早く拡張されている。
最近では元祖NCSA Mosaicに加え，MCCによるMacWeb，そしてMosaicを作ったプログラマーたちが集まり，シリコングラフィックスの創設者であるジム・クラーク博士がCEOとして収まったベンチャー企業，モザイク・コミュニケーションズ改めネットスケープによるNetscapeなども元祖以上の機能を備えて登場しており，使い勝手はますます向上している。例えば，文字列の点滅やラインの長さや表示位置の変更など，WWWを記述するための言語であるhtml(Hyper Text Markup Language)もいち早く拡張されている。
CPU，FPU，MMU，RAM容量システムバージョン，ROMバージョン，アドレッシングモード，仮想メモリ，キーボード，サウンド出入力，画面サイズ，現在の表示色，最大表示色，32-bit Color QuickDrawバージョン，HyperCard バージョンほか，各コントロールパネル書類，機能拡張書類のバージョンを表示する。
ジャンル ファイル管理，Finderユーティリティ
タイトル DMCP 1.2
作者 西谷升孝
分類 フリーウェア
本誌掲載 1994年7月号，1994年8月号
CD-ROM掲載 MACBIN9(1994年8月号)，MACBIN16(1995年3月号)
連絡先 オンラインアドレス
NIFTY-Serve：QFH01662
日経MIX：niya
Not for Sale 'YOKOHAMA' ：NOTX292 nishitani
内容 1994年7月号，ACROSS THE PLATFORMで紹介された。DMCP(Dos Mo CoPyの略)は，DOS形式の3.5"MOメディア内のファイルをMacintoshにコピーしたり，MacintoshからDOS形式にコピーするためのアプリケーション。Apple File Exchange(AFE)の3.5"MO版のようなもの。さまざまなパーティション形式(フォーマット形式)に対応し，標準となっているIBM形式やセミIBM形式，NECなどの数社のハードディスク形式をサポートしている。
内容 MIDI System Exclusiveデータを受信してそれをファイルに落としたり，そのファイルを読み出して送信したりする，いわゆるMIDI Data Filerの機能を持ったMacintosh用ソフト。あらゆるSystem Exclusiveデータを記録/再生できる。Apple Script Recordableで，ファットバイナリ形式なので，Power Macintoshではネイティブモードで実行される。
内容 Power Macintoshに対応，なおかつ日本語化されたファイル圧縮ユーティリティの最新版。ファットバイナリ形式なのでもちろん680X0版にも対応している。使用法は従来のものと変わらない。これまでのバージョンでは，日本語が文字化けしていたが，1.50では日本語もきちんと表示されるようになった。MACBIN8には旧バージョンの1.35を掲載。
内容 Control Strip用モジュールの一つ。ディスプレイの現在の色数を表示するとともに，それをクリックすることで，色数を変更することができる。コントロールパネルのモニタからダイアログボックス上で選択するよりも手軽に切り替えられる。複数のモニタが接続されている場合には，すべてのモードを表示することも可能だ。ディスプレイのアイコンにメニューバーがある場合は，それがメインのモニタということを表している。
内容 Power Macintoshユーザーに朗報だ。ネイティブ対応したPower Macintosh専用のスクリーンセイバーが現れた。スリープコーナー，ノンスリープコーナー，パスワード設定などの基本機能を持ち，アプリケーション形式というのも，システムとのコンフリクトを考えるとうれしい。起動するとすぐにバックグラウンドに回されるので，アプリケーションメニューからFirePowerを選択して，スクリーンセイバー起動までの時間などの設定を行う。画面は単純な打ち上げ花火だが，Power Macintoshでは動きがスムーズだ。680x0ベースのMacintoshでも動作するが，花火の数は一つか二つに設定しておいたほうがいいと，作者は述べている。
ジャンル ファイル管理，Finderユーティリティ
タイトル OneClick Pro Beta
作者 スティーブ・クラッチフィールド(Steve Crutchfield)
分類 シェアウェア(20ドル，ただし現在は機能制限されたベータバージョン)
本誌掲載 1995年3月号
CD-ROM掲載 MACBIN16(1995年3月号)
連絡先 住所
1804 Wyoming Apt. #78, Las Cruces, NM 88001, U.S.A.
内容 ScreenSwapは，表示画面を90度，180度に変えて表示するモジュールだ。次々に回転していく様は，とても不思議な気分にさせられる。ただ，どういうわけか今回ご紹介するモジュールの中では唯一DarkSide of the Macと相性が悪かった。もし，どうしても不安定ならアプリケーションのプログラムを使うことをおすすめする。使用するにはAfterDark2.0以降が必要。
内容 スクリーンセイバー，AfterDarkのモジュール。蛾，ハエ，蜂の3種類の虫からどれかを選ぶ。虫の数，どれくらいの速さで飛ぶかなどを好みの設定にしておくことができる。これらの虫の飛ぶようすは結構リアルで，動きもうまくシュミレートされているが，気持ちが悪いといった趣ではなく，どこかシックな印象を受ける。画面の中でポッと灯る電球にサーっと群がる蛾をとくとご覧あれ。AfterDarkかDark of the Macが必要。
Brian Lowry, 9915-86 Avenue, Edmonton, Alberta, Canada T6E 2L8
内容 ■PPC-Amodules-1.0は何をしてくれるのか？
PowerPCネイティブコードで書かれた，AfterDark用のスクリーンセイバー・モジュールである。AfterDark 3.0には，PowerPCネイティブのモジュールは1種類のみ(Vistaという，ドットで描画された3次元フラクタル地形をフライスルーするというもの)だが，このモジュールをフォルダごと，After Dark Filesの中に入れると，PowerPCコードに最適化された，力技のスクリーンセイバー・プログラムを体験することができる。作者は，Power MacintoshのAVモデルに関しては，動作を保証していない。
内容 あなたは，コージ(koji)と呼ばれるカエル。ヘビが襲ってきたり，モグラが爆弾をしかけたり，雷が落ちたりするのをぴょんぴょん飛び，あちこち移動してこれらの障害を避けながら，蜂やハエ，テントウムシなどを食べ，20,000点を目指して，得点上げていこう。食べてはいけない蜂もいるので，注意すること。キーカスタマイズが可能。アーケードゲームならではのシンプルなつくり。子供からおとなまで幅広く楽しめる。サウンドも楽しい効果が出ている。順調に虫を食べて得点を上げているコージを，横からすーっと出てきて，こてんぱんに痛めつけるのが憎たらしい。作者はWorkLog Version 1.0.2をもつくっている人物。
ジャンル システム関連
タイトル My Battery 2.2.7
作者 ジェレミー・キーザー
分類 シェアウェア(10ドル)
本誌掲載 未掲載
CD-ROM掲載 MACBIN18(1995年5月号)
連絡先 オンラインアドレス
Internet：jbkezer@aol.com
住所
143 Songbird Lane
Farmington, CT 06032
USA
内容
Power BookやMacintosh Duoユーザー向けのバッテリー管理プログラム。コントロールパネル書類として供給される。バッテリー残量がどれくらいあるのかを数値，あるいはガスメータ計器，車の燃料形，バー状のグラフといったグラフィカルな状態で見ることができる。ユーザーのバッテリー消費のパターンから，理想的なバッテリー消費を予測してくれるほか，複数のバッテリーを使用している際も，それぞれのバッテリーに対して状態を監視してくれる。
内容 ロールプレイングゲーム。6人の個性的なメンバーから構成されるパーティを組み，そこからRealmzの世界への冒険が始めるが，そのためにはまずシナリオを選ぶ。デフォルトで用意されているのは，The City of Bywaterdだが，このほかに，Assault Giant Mountain 1.0とPrelude to Pestilence 1.2というシナリオも用意されている。6人の状態の詳細なデータをもとにしながら，さまざなアイテムを取得するべきかどうかを考えなくてはならないのがポイント。
内容 デスクトップに，70ピクセル四方の時計を表示させるユーティリティだ。ファイルサイズはわずか18Kバイト，起動に必要なメモリも33Kバイトと，非常にコンパクトに仕上がっている。アメリカ人がつくったソフトだが，日本語化されており，漢字TalkまたはJLK(Japanese Language Kit)が動作しているMacintoshではメニューが日本語で表示される。起動するとMacintosh本体の時刻と同じ時間を表示するが，表示設定で時差を設定することができる。文字盤には地名を入力することができるので，世界時計として外国の時間を表示させておけば，一目で現地の時間を知ることができる。将来のバージョンでは，アラーム機能の追加などを考えているそうだ。
400 High Point Drive Apt #410, Hartsdale, NY 10530, U.S.A.
オンラインアドレス
Internet：tsunset@aol.com
内容 Digital Messiahは近未来の地球が舞台となるアクション・ロールプレイングゲームだ。世界は，日本のある企業によって牛耳られており，それを救うのがプレイヤーであるDigital Messiahの使命である。プレイヤーはフィールドを移動し，誰かと出逢ったら話を聞くか，戦闘に入るかのいずれかとなる。日本が支配する世界だけに，登場する敵はサムライやニンジャをモデルにしたもので，背景のデザインなどは日本人からすれば，くどいような“海外から見た日本的風景”となっている。プレイヤーの目的は賢人が課す，20もの使命をこなしていくこと。地球の平和のために，今こそ立ち上がるときだ。華麗なグラフィックやステレオで響く迫力満点のBGMなど，市販のソフトにもひけを取らないものに仕上がっている。
内容 My Eyesは，アプリケーションとINITで供給される。このINITを入れ，アプリケーション側で目玉が現れるという設定にしておけば，カーソルの動きに合わせて目玉が動く“目玉のバー”が追加される。アプリケーションの設定項目から，目の色は7色から，まぶたの色は4色から選ぶことができる。目玉の位置もメニューバーの真ん中，右端に置いておくこともできるし，まばたき，スリープの間隔もセットしておける。女性のようなまつげの長い目にしておけるフェミニン・モードもある。
内容 この"WindowSounds"はその名の通り，ウィンドウに関する動作をすると，色々なサウンドが鳴り響く機能拡張ファイルだ。ウィンドウをドラッグしようと思ってタイトルバーをクリックすると"Put me down!"と叫び，マウスのボタンから手を離すと"Thanks!"とお礼を言い，クローズボックスをクリックすると悲鳴をあげる。
Preferences...でチェックしておきたいのは，DestinationとStuffItに関する設定項目だ。まず，はじめのDestinationは，FileメニューのCreate Image Fileで作成したイメージファイルをどこに保存するのかが選べる設定項目だ。ShrinkWrapと同じ階層にあるフォルダでよければSame as ShrinkWrapのままで構わないが，保存先を指定するならPrompt for destinationを，特定のフォルダに入れたいのならUse:Desktop FolderをチェックしてSelect...からフォルダを選択する。おすすめは最後のUse:Desktop Folderで，あらかじめフォルダを決めておくと，効率よく作業できるので本当に便利だ。
StuffItに関する設定では，イメージファイルの作成時に，圧縮したStuffItファイルを自動的に作成するAutomatically expand StuffIt archivesと，StuffItで圧縮されたイメージファイルを解凍するAutomatically Stuff image fileがチェックされているが，必要に応じて使い分けるといいだろう。その下のチェック項目は，圧縮あるいは解凍後にオリジナルのStuffItファイルを削除したい場合に利用する。また，ディスクコピーの際，コピー状況を確認するVerify destination disk checkumsと複数枚コピーできるMultiple disk copyはデフォルトのままにしておくといい。
内容 インターネット・ユーザー必携のツールAnarchieがバージョンアップされた。AnarchieはFTP(File Transfer Protocol)と呼ばれる，ファイルをアップロードやダウンロードするためのツールだ。同様のツールにはFetchというものがあるが，Fetchは目的のFTPサーバがはっきりしている場合に使う。自分が必要とするファイルがどのFTPサーバの，どこにあるのかわからないときは，このAnarchieが大変役に立つ。AnarchieはArchieと呼ばれるファイル検索機能が使えるのだ。FTPサーバの情報を集めたArchieサーバが世界のあちらこちらにあり，そこの情報を元にファイルを検索してくれる。日本では京都大学<archie.kuis.kyoto-u.ac.jp>などのArchieサーバーがあり，その情報量は膨大だ。
Preferences...でチェックしておきたいのは，DestinationとStuffItに関する設定項目だ。まず，はじめのDestinationは，FileメニューのCreate Image Fileで作成したイメージファイルをどこに保存するのかが選べる設定項目だ。ShrinkWrapと同じ階層にあるフォルダでよければSame as ShrinkWrapのままで構わないが，保存先を指定するならPrompt for destinationを，特定のフォルダに入れたいのならUse:Desktop FolderをチェックしてSelect...からフォルダを選択する。おすすめは最後のUse:Desktop Folderで，あらかじめフォルダを決めておくと，効率よく作業できるので本当に便利だ。
StuffItに関する設定では，イメージファイルの作成時に，圧縮したStuffItファイルを自動的に作成するAutomatically expand StuffIt archivesと，StuffItで圧縮されたイメージファイルを解凍するAutomatically Stuff image fileがチェックされているが，必要に応じて使い分けるといいだろう。その下のチェック項目は，圧縮あるいは解凍後にオリジナルのStuffItファイルを削除したい場合に利用する。また，ディスクコピーの際，コピー状況を確認するVerify destination disk checkumsと複数枚コピーできるMultiple disk copyはデフォルトのままにしておくといい。
内容 市販ソフトで定評のあるBeachTextのシェアウェア版。以前，フリーウェアとしても配布され，人気のあった多機能エディタだ。搭載された機能は，インライン変換，ドラッグ＆ドロップ，強力な検索機能など，エディタに必要とされる機能はほとんどサポート。処理速度も大幅にアップし，快適な入力を実現している。今回の目玉は，独自のプラグインモジュール「ギア」の採用で，機能追加が手軽に行えること。詳しくは付属するBeachGEAR Development Kitを参照してほしい。
内容 Macintoshの次期OSとして期待が高まるCopland。そのCoplandを真似たアイコンデータ集が早くもネットワークにアップロードされている。著名なアプリケーションやオリジナルのCopland形式のアイコンを55個集めた立体的な（？）アイコン集が，この"55 more great Copland Icons"だ。Coplandの雰囲気を少し早めに味わってみたい人はどうぞ。
ジャンル システム関連
タイトル Aaron 1.0b4
作者 グレゴリー・Ｄ・ランドウェバー(Gregory D. Landweber)
アイシスデブ・デヴェロプメント・コーポレーション(ISYSDev Development Corp.)
アーカイブファイルを解凍すると"Read Me"ファイルの他に"Brentoﾕs Copland System Icons"と"Brentoﾕs Copland Extra Icons"というふたつのファイルができる。"Brentoﾕs Copland System Icons"は文字通り，システムに関係するアイコンが収められている。ResEditを使って，システムファイルにペーストする必要があるが，必ずシステムのバックアップを取ってからにしよう。このあたりの仕組みがわからない人は手を出さないほうが無難だ。下手をするとシステムを破壊して，Macintoshが起動しなくなる恐れがある。"Brento's Copland Extra Icons"の方はワープロやデータベースといった代表的な各種アプリケーションのアイコンが41個も収められている。ゲーム関係のアイコンも数多く収録されている。空のアイコンも用意されているので，他のアイコンを参考に，自分だけのオリジナルアイコンを作ってみても良いだろう。
動作環境はSystem 7以上。漢字Talkの環境でも問題なく動作する。使用法の詳細はオンラインヘルプが用意されているが，このオンラインヘルプを参照するには"Help on Wheels"というヘルプエンジンが必要だ。入手方法をまとめたドキュメントや"Anarchie"用のブックマークが用意されているので，そちらを参照して欲しい。
この"GPS for Mac v1.0"はSONY(ソニー)から発売されている携帯型GPSシステムのIPS-3000に対応したユーティリティだ。IPS-3000はサイズも値段も手頃で，山登りをする方々や船舶方面でも売れているそうだ。IPS-3000自体は小さいながらも緯度や経度を表示することのできる画面を持っているが，同時にRS-232Cに対応したシリアルポートも搭載している。この"GPS for Mac v1.0"を使うと，IPS-3000からの情報をMacintoshのディスプレイ上で参照することができるのだ。基本的にはPowerBookでの使用を前提に作られたものだが，デスクトップ型のMacintoshでももちろん動作する。作者は韓国在住の方で，日本在住の妹さんが買って送ってくれたIPS-3000がすっかり気に入り，このユーティリティをつくった。MacintoshとIPS-3000を接続するには，添付の回路図を参考にインタフェースを自作する必要がある。電子工作に慣れている方なら問題ないレベルだろう。将来的には車に搭載されているナビゲーションシステムのように，地図に現在位置を表示させたり，通った経路を示すパス・トラッキングの機能を追加されるらしい。先が非常に楽しみなユーティリティだ。
内容 ひとりで楽しむポーカーゲームだ。特に相手がいるというわけではなく，自分の所持金がなくなればゲームオーバーとなる。普通のポーカーと違い，どんな札にもなるワイルドカードが含まれている。このワイルドカードのおかげで，役の幅が広がり，結構長い間遊ぶことができる。アプリケーションのサイズは52K，使用メモリも190Kとごくごく僅かである。ポーカー好きの方なら，ハードディスクの片隅に入れておくと良いだろう。FileメニューのHide in backgroundをオンにしておくと，ファインダーや他のアプリケーションに切り替えると，自動的に"TwoWild v1.2"が隠れてしまう。仕事中にこっそり遊んでいるときなどに役に立つモードだ。
内容 Cookin' Bookは，お気に入りのレシピを作成するためのスタックだ。雑誌や料理番組でいいな，と思ったレシピを記入することで，オリジナルのレシピ集を手軽につくることができる。メニューは，スタックに直接入力してもいいし，テキストファイルで作成してもいい。また，レシピをつくるのが面倒臭いという方には，100のメニューが収録されたCookin' Book Recipeが用意されている。なお，作者のハンドルは「珈琲屋のりょう」氏となっているが，実際，珈琲屋さんのマスターとのことだ。
Preferences...でチェックしておきたいのは，DestinationとStuffItに関する設定項目だ。まず，はじめのDestinationは，FileメニューのCreate Image Fileで作成したイメージファイルをどこに保存するのかが選べる設定項目だ。ShrinkWrapと同じ階層にあるフォルダでよければSame as ShrinkWrapのままで構わないが，保存先を指定するならPrompt for destinationを，特定のフォルダに入れたいのならUse:Desktop FolderをチェックしてSelect...からフォルダを選択する。おすすめは最後のUse:Desktop Folderで，あらかじめフォルダを決めておくと，効率よく作業できるので本当に便利だ。
StuffItに関する設定では，イメージファイルの作成時に，圧縮したStuffItファイルを自動的に作成するAutomatically expand StuffIt archivesと，StuffItで圧縮されたイメージファイルを解凍するAutomatically Stuff image fileがチェックされているが，必要に応じて使い分けるといいだろう。その下のチェック項目は，圧縮あるいは解凍後にオリジナルのStuffItファイルを削除したい場合に利用する。また，ディスクコピーの際，コピー状況を確認するVerify destination disk checkumsと複数枚コピーできるMultiple disk copyはデフォルトのままにしておくといい。
<一般設定>に"システム終了時の警告"という項目がある。ここのチェックボックスをオフにするように。作者からの注意として，"Macsbug"などのデバッガーと併用しないこと，とある。害はないが，デバッガーが"AutoBoot"の機能をオフにしてしまうそうだ。作者はアプリケーションエラーが起きたときに，アプリケーションとその書類の再起動(状況によってはMacintoshの再起動)を行なう"Keep It Up"というユーティリティも発表している。今月のMACBINにも収録してあるので，試してみてほサーバしい。
ジャンル 音楽，音声処理
タイトル CDToAIFF v1.1b
作者 ティム・カスク(Tim Kask)
分類 シェアウェア(10ドル)
本誌掲載 未掲載
CD-ROM掲載 MACBIN23(1995年10月号)，MACBIN24(1995年11月号)
連絡先 住所
c/o Karrer,
Freudenbergstrasse 103,
CH-8044 Zuerich,
Switzerland
オンラインアドレス
Internet : tyra@physik-rzu.unizh.ch
内容 お気に入りの音楽CDをディスクに取り込みたいと思ったことは？ 警告音を自分の好きなアーティストの曲の一節にしてみたり，そんな風に思ったことはない？先月のMACBINでも紹介した，"CDToAIFF"が早くもバージョンアップされた。この"CDToAIFF"を使えば，音楽CDを手軽にディスクに取り込むことが可能だ。CD-ROMドライブに好きなCDをセットし，"CDToAIFF"を起動する。<File>メニューから<New...>を選択し，保存する場所とファイル名を決定。<CD>メニューから<Record Track...>を選択し，CDのどの曲を取り込むかを決定する。曲の一部分だけを取り込むことも可能だ。ひとつのCDの中に取り込みたい曲が複数ある場合は，<File>メニューで<Multi Recording...>を選択すれば良い。ただし，この"CDToAIFF"はCDのサウンドを44kHz/16ビットステレオという，CDのクオリティのままで取り込みを行なう。ディスク容量には気をつけよう。ちなみにDreams Come Trueの"LOVE LOVE LOVE"（3分24秒）で34.4メガ，20秒の曲でも5300キロバイトのディスク容量を使用する。Macintosh純正の内蔵CD-ROMに対応する。2倍速のCD300シリーズだけでなく，4倍速のCD600シリーズにも対応している。
ジャンル インターネット関連
タイトル CyberLink 1.03
作者 アールティーズィー・ソフトウェア(RTZ Software)
分類 シェアウェア(25ドル)
本誌掲載 未掲載
CD-ROM掲載 MACBIN24(1995年11月号)
連絡先 住所
RTZ Software, P.O. Box 567, Cupertino, CA 95015-0567, U.S.A.
WWWのサイトを回るときに，目的のサイトのURLを直接入力することもあるだろう。"http://www."で始まり，最後は企業なら".com"だし，学校関係なら".edu"で終わる。これらの入力作業は結構，面倒なものだ。"CyberLink"はこの作業を省力化する機能も備えている。<Navigation>メニューの<Go To Company Name...>コマンドや<Go To School Name...>コマンドを使えば企業や学校の名前を入力するだけで，自動的にURLをWebブラウザに伝えてくれる。たとえば"Apple"と入力すれば頭に"http://www."をつけ，最後に".com"をつけて，<http://www.apple.com>というURLを作成してくれるのだ。アメリカ国内のサイトでしか使えない機能だが，ネット・サーフィンでは使える機能だ。"CyberLink"が対応しているWebブラウザは"Netscape Navigator 1.1"，"MacWeb"，"Mosaic"，"eWorld Browser"だ。中でも"Netscape Navigator version 1.1N"との相性がいちばん良いそうだ。この"CyberLink"と組み合わせて使うと便利な"The Virtual Meeting"というユーティリティも用意されている。"CyberLink"と同じくRTZ Softwareによるものなので，彼らのHome Pageへアクセスしてみよう。URLは<http://www.rtz.com>だ。もちろん，"CyberLink"に彼らのHome Pageへアクセスするためのアイコンが用意されている。早速，使ってみよう。
ジャンル システム関連
タイトル Keep It Up version 1.3
作者 カール・ポッティー(Karl Pottie)
分類 シェアウェア(1台なら25ドル。複数のMacintoshで使用する場合，台数×15ドル)
サイトライセンスが用意されている
本誌掲載 未掲載
CD-ROM掲載 MACBIN24(1995年11月号)
連絡先 住所
1Orkaanstraat 21, 8800 Rumbeke-Roeselare, Belgium
オンラインアドレス
Internet : karlp@macbel.be
内容 Macintoshでアプリケーションを使用中に，なぜだかわからないけれどもエラーが発生し，不意にアプリケーションが終了してしまった……そういう経験をお持ちの読者は多いだろう。この"Keep It Up"はそんなときに役に立つユーティリティだ。"Keep It Up"を初めて起動すると，"システムフォルダ"の"初期設定"フォルダ内に"Keep it Up Items"というフォルダがつくられる。この中にアプリケーションや書類のエイリアスを入れておく。そして"Keep It Up"のエイリアスを同じく"システムフォルダ"内の"起動項目"フォルダに入れる。ここでMacintoshを再起動しよう。Macintoshが起動すると，"Keep It Up"が起動し，"Keep it Up Items"内のアプリケーションや書類も自動的に起動される。"Keep It Up"はこれらのアプリケーションがきちんと動作しているかどうかを監視し，もし何らかのアプリケーションエラーが発生して，終了してしまった場合でも，再びそのアプリケーションを起動してくれるのだ。また"Keep It Up"にはMacintoshを定期的にリスタートする機能も備わっている。定期的に再起動させることによって，メモリのフラグメンテーションを最小限に抑えることができる。
この"Keep It Up"は常に起動している必要のあるアプリケーション，たとえばサーバ・アプリケーションやBBSのホスト・プログラム，FAXプログラムなどへの応用が考えられるだろう。今回のMACBINにも収録されている同じ作者の"AutoBoot"と組み合わせれば，不慮のエラーによってマシンがストップしてしまう事態をかなり回避することができる。心強いユーティリティーだ。"Keep It Up"が監視できるアプリケーションは最高で30個……。だが，5つくらいにしておいたほうが良いらしい。動作環境はSystem 7。System 7.5にも対応している。
作者 アレッサンドロ・レヴィ・モンタルキーニ(Alessandro Levi Montalcini)
分類 フリーウェア
本誌掲載 未掲載
CD-ROM掲載 MACBIN24(1995年11月号)
連絡先 住所
C.so Re Umberto 10, 10121 Torino, Italy
オンラインアドレス
Internet : LMontalcini@pmn.it
内容 MacOS標準のテキストエディタであるSimpleText。ちょっとした文章を書くには便利だが，機能的にはいまいちの感がある。たとえば文字列の検索ができなかったり，フォントのサイズやスタイルは変更できるものの，文字に色がつけられなかったり……そんな風にお嘆きの読者にぜひ使って欲しいのがこの"SimpleText Color Menu"だ。使い方は簡単。お手持ちのMacintoshにインストールされているSimpleTextをこの"SimpleText Color Menu"にドロップするだけ。念のためにSimpleTextはコピーをとってからドロップするようにしよう。インストールに成功したらその旨が表示される。それでは生まれ変わったSimpleTextを起動してみよう。メニューバーに新たに<Color>メニューと<Goodies>メニューが追加されているのにお気づきだろう。<Color>メニュ
この"SimpleText Color Menu"で生まれ変わったSimpleTextで作成された文字に色をつけた文書はオリジナルの手を加えていないSimpleTextでも，問題なく開くことができる(もちろん，色の変更等はできない)ので，ご心配なく。対応するSimpleTextのバージョンは1.1，1.1.1，1.2そして1.3だ。作者はAnonymous FTPを公開している。<ftp://ftp.alpcom.it/software/mac/LMontalcini>にアクセスして，最新版を手に入れよう。
ジャンル 画像処理関連
タイトル Sparkle 2.4.5
作者 メイナード・ハンドレイ(Maynard Handley)
分類 フリーウェア
本誌掲載 未掲載
CD-ROM掲載 MACBIN17(1995年4月号)，MACBIN24(1995年10月号)
連絡先 オンラインアドレス
Internet : maynardh@apple.com
内容 MPEGのデータやQuickTimeムービーのファイルの再生とコンバートを行なう画像処理ツールだ。インターネットをお使いの方なら，"Netscape"のヘルパー・アプリケーションとしてご存じだろう。この最新版ではムービーファイルのロードが格段に速くなった。動作環境はSystem 7.5以上となっている。それ以前のシステムをお使いの方は，いくつかのファイルを組み込めば動作するようになるので，添付のドキュメントを詳しく読んで欲しい。またPowerApplication版の"Sparkle 2.4.5"を動作させるにはSoundManager 3.1が必要だ。AppleのサーバからFTPで入手できるので，持っていない場合はダウンロードしよう。ちょっと長いが，<ftp://ftp.support.apple.com//pub/apple_sw_updates/US/mac/ System Software/Other System Software/Sound_Manager_3.1.hqx>にある。
内容 本誌10月号のインタビューで登場いただいた，山本徹氏の「zizi」のスクリーンセイバーが登場した。いたずらばかりしているひげおやじを主人公にしたモジュールの傑作だ。用意されたパターンも1つだけでなく，いくつか用意されているので，実際にインストールして，たっぷり楽しんでほしい。とにかく見ているだけでも楽しいモジュールに仕上がっている。なお，zizi.ScreenSaverはAfterDarkのモジュールだが，DarkSide of the Macでも見ることができるので要チェックだ。
作者 アレッサンドロ・レヴィ・モンタルキーニ(Alessandro Levi Montalcini)
分類 フリーウェア
本誌掲載 1995年11月号
CD-ROM掲載 MACBIN24(1995年11月号)，MACBIN24(1995年11月号)
連絡先 住所
C.so Re Umberto 10,
10121 Torino,
Italy
オンラインアドレス
Internet: LMontalcini@pmn.it
内容 MacOS標準のテキストエディタであるSimpleText。ちょっとした文章を書くには便利だが，機能的にはいまいちの感がある。たとえば文字列の検索ができなかったり，フォントのサイズやスタイルは変更できるものの，文字に色がつけられなかったり……。そんな風にお嘆きの読者にぜひ使って欲しいのがこの"SimpleText Color Menu"だ。先月号のMACBINにも収録されていたが，細かいバグが修正されている。使い方は簡単。お手持ちのMacintoshにインストールされているSimpleTextをこの"SimpleText Color Menu"にドロップするだけ。念のためにSimpleTextはコピーをとってからドロップするようにしよう。インストールに成功したらその旨が表示される。それでは生まれ変わったSimpleTextを起動してみよう。メニューバーに新たに<Color>メニューと<Goodies>メニューが追加されているのにお気づきだろう。<Color>メニューは文字に色をつけるメニューでデフォルトでは14色が用意されている。また，ユーザーが色を定義することも可能だ。<Goodies>メニューには嬉しいことに検索や置換，ウィンドウの切り替えといった，SimpleTextをパワフルに使いこなすためのコマンドが並んでいる。
この"SimpleText Color Menu"で生まれ変わったSimpleTextで作成された文字に色をつけた文書はオリジナルの手を加えていないSimpleTextでも，問題なく開くことができる(もちろん，色の変更等はできない)ので，ご心配なく。対応するSimpleTextのバージョンは1.1，1.1.1，1.2そして1.3だ。作者はAnonymous FTPを公開している。<ftp://ftp.alpcom.it/software/mac/LMontalcini>にアクセスして，最新版を手に入れよう。
内容 本誌10月号のインタビューで登場いただいた，山本徹氏の「zizi」のスクリーンセイバーが登場した。いたずらばかりしているひげおやじを主人公にしたモジュールの傑作だ。用意されたパターンも1つだけでなく，いくつか用意されているので，実際にインストールして，たっぷり楽しんでほしい。とにかく見ているだけでも楽しいモジュールに仕上がっている。なお，zizi.ScreenSaverはAfterDarkのモジュールだが，DarkSide of the Macでも見ることができるので要チェックだ。
作者 アレッサンドロ・レヴィ・モンタルキーニ（Alessandro Levi Montalcini）
分類 フリーウェア
本誌掲載 1995年11月号
CD-ROM掲載 MACBIN24（1995年11月号），MACBIN24（1995年11月号）
連絡先 住所
C.so Re Umberto 10,
10121 Torino,
Italy
オンラインアドレス
Internet: LMontalcini@pmn.it
内容 MacOS標準のテキストエディタであるSimpleText。ちょっとした文章を書くには便利だが，機能的にはいまいちの感がある。たとえば文字列の検索ができなかったり，フォントのサイズやスタイルは変更できるものの，文字に色がつけられなかったり……。そんな風にお嘆きの読者にぜひ使って欲しいのがこの"SimpleText Color Menu"だ。先月号のMACBINにも収録されていたが，細かいバグが修正されている。使い方は簡単。お手持ちのMacintoshにインストールされているSimpleTextをこの"SimpleText Color Menu"にドロップするだけ。念のためにSimpleTextはコピーをとってからドロップするようにしよう。インストールに成功したらその旨が表示される。それでは生まれ変わったSimpleTextを起動してみよう。メニューバーに新たに<Color>メニューと<Goodies>メニューが追加されているのにお気づきだろう。<Color>メニューは文字に色をつけるメニューでデフォルトでは14色が用意されている。また，ユーザーが色を定義することも可能だ。<Goodies>メニューには嬉しいことに検索や置換，ウィンドウの切り替えといった，SimpleTextをパワフルに使いこなすためのコマンドが並んでいる。
この"SimpleText Color Menu"で生まれ変わったSimpleTextで作成された文字に色をつけた文書はオリジナルの手を加えていないSimpleTextでも，問題なく開くことができる（もちろん，色の変更等はできない）ので，ご心配なく。対応するSimpleTextのバージョンは1.1，1.1.1，1.2そして1.3だ。作者はAnonymous FTPを公開している。<ftp://ftp.alpcom.it/software/mac/LMontalcini>にアクセスして，最新版を手に入れよう。
内容 市販ソフトで定評のあるBeachTextのシェアウェア版。以前，フリーウェアとしても配布され，人気のあった多機能エディタだ。搭載された機能は，インライン変換，ドラッグ＆ドロップ，強力な検索機能など，エディタに必要とされる機能はほとんどサポート。処理速度も大幅にアップし，快適な入力を実現している。行表示機能も搭載している。今回のバージョンアップの目玉は，独自のプラグインモジュール「ギア」の採用で，機能追加が手軽に行えること。詳しくは付属するBeachGEAR Development Kitを参照してほしい。
内容 山本徹氏の手による待望のクリスマススタック第２弾。前作See the skyも，大作と呼ぶにふさわしい作品だったが，今回の作品は，See the skyを遥かにしのぐ，カード枚数で構成されている。ストーリーは，こぐまが体験するファンタジックなクリスマスの夜が描かれたもの。山本徹氏ならではの独特な世界が，見るものの心を魅了する。なお，山本氏のWWWサーバが公開されているので，そちらでほかの作品を見ることも可能だ。アドレスはwww : http://www.bekkoame.or.jp/~thoru。
内容 Internet上で多数の音声ファイルを提供しているCLIXSOUNDSが贈る，Eudora用のサウンドファイルだ。新着メールがあるとき用の"You have new mail"とEudoraがユーザーに注意を喚起するとき用の"Attention"の2種類が収録されている。どちらともステレオで臨場感一杯の華麗な音声ファイルだ。Eudoraに組み込むにはResEditを使う。CLIXSOUNDSは"CLIXSOUNDMASTER"というシェアウェアのサウンドユーティリティを提供しており，同ソフトで作成した多数の音声ファイルをInternet上にアップロードしている。先ほど全米を賑わせたO.J.シンプソンの判決が下った瞬間のサウンドファイルなどもあるので探してみて欲しい。
内容 Go to Trashは，特別メニューの「ゴミ箱を空に...」にショートカットをつけ，快適作業を約束してくれる機能拡張ファイルだ。Macintoshを使い初めて間もないときには実感はないかもしれないが，操作に慣れてくると，マウス操作がしだいに煩わしくなってくる。特に，キーボード上で入力していると，余計にそう感じるはずだ。また，Go to Trashをインストールすれば，選択したファイルをショートカットでゴミ箱に捨てることもできる。地味なツールだが，一度使うと元の環境に戻れなくなる。
ジャンル アミューズメント
タイトル Art Folders15 for Copland
作者 にいろー（村山雅博）
分類 フリーウェア
本誌掲載 1996年2月号
CD-ROM掲載 MACBIN27（1996年2月号）
連絡先 オンラインアドレス
NIFTY-Serve:GGA02166
内容 Copland風のフォルダアイコンが収められたアイコン集だ。この手の作品は，本誌でもいくつか紹介してきたが，Art Folders15 for Coplandの魅力は，Copland風というだけにとどまらない。同梱するRead Meに「フォルダのデフォルトアイコンのデザインの荒さには、少々抵抗を感じています」と書かれているように，Coplandのデザインをモチーフに，独自のデザインが施されているのだ。その格好よさ，クオリティの高さは，一目見ればご理解いただけるだろう。
内容 AfterDarkモジュールというと，キャラクタベースのものが大流行。最近では，ついにウルトラマンものまで登場し，話題を集めている。しかし，よくよく考えてみると，楽しいものは多いのだが，実用的なものが意外と少ない。NecoCalendarは，そんな楽しいモジュールの世界に実用性をプラスした便利なモジュールとなっている。利用するには，AfterDarkが必要だが，シェアウェアのDarkSide of the Mac（FMACUSL LIB10-22）でも見ることができるので，ぜひ手に入れておこう。
内容 今回，ご紹介するPIMの中で，唯一グループ単位（ネットワーク機能）に対応したファイルメーカーPro専用のテンプレートだ。まだ，評価版ということもあって，すべての機能を利用することはできないが，他に同じようなソフトがないだけに，今後の対応に期待できる。Easy Schedule for FMPのいちばんの魅力は，担当者ごとのスケジュールが一目で把握できることだ。新規スケジュールを立てる場合も，担当者ボタンから責任者を割り当てられるので，社員の状況を見ながら，適切な人材を設定することができる。リストで見ることができるのは，今日と明日の作業予定，休暇リストなどだ。また，次期バージョンでは，スケジュールにリンクした住所録をサポートする予定とのこと。完成バージョンでは，オンラインソフトのナウ・アップ・トゥ・デート＆ナウ・コンタクトのような作品になるのかもしれない。
内容 日本ではあまり馴染みのないキャラクターだが，紫色の恐竜「バーニー」が登場するAfter Dark用のスクリーン・セーバーモジュールだ。バーニーが画面のあちらこちらに出現し，焼かれたり，撃たれたり，爆発したり……ちょっと可哀想な気もするモジュールだ。動作環境はSystem 6.0.7以降。256色以上の色数が推奨されているが，16階調のグレースケールでも綺麗に表示される。サウンドも用意されている。シェアウェアのスクリーン・セーバープログラム，「DarkSide of the Mac」でも使用可能だ。ちなみにバーニーはInternetでも人気者だ。画像データファイルなども多数アップロードされているので，興味のある人は探してみよう。
内容 Macintoshの画面や指定した画像ファイルをもとにコラージュしてくれる，After Dark用のスクリーンセーバー・モジュールだ。デフォルトでは現在のMacintoshのデスクトップ画面をコラージュするようになっている。コラージュに用いる画像をふたつまで指定できるようになっており，作者がつくった画像ファイルがふたつ収録されているので，最初はそれを使ってみるとよいだろう。画面効果は7種類用意されている。中には画像ファイルを指定していないとまったく効果が現われないものもあるので注意しよう。いろんな画像ファイルで試してみると，思いがけない画面になったりしてなかなか面白い。シェアウェアのスクリーン・セーバープログラム，「DarkSide of the Mac」でも使用可能だ。
内容 画面に今日の月の様子を表示するAfter Dark用のスクリーンセーバー・モジュールだ。世界40箇所以上の都市や島での月の満ち欠けを表示してくれる。東京がリストに入っているので日本でも問題なく使える。非常にリアルな月の画像が画面に映る。シェアウェアのスクリーン・セーバープログラム，「DarkSide of the Mac」でも使用可能だ。
ジャンル アミューズメント
タイトル Modernista
作者 トゥー・ビッツ・ワース・インク（Two Bits Worth, Inc.）
分類 フリーウェア
本誌掲載 未掲載
CD-ROM掲載 MACBIN27（1996年2月号）
連絡先 オンラインアドレス
Internet：Stephen123@AOL.com
内容 色鮮やかなAfter Dark用のスクリーンセーバー・モジュールだ。動作中に「caps lock」キーを押すとマウスで画面に参加し，色を塗ることができるのが面白い。シェアウェアのスクリーン・セーバープログラム，「DarkSide of the Mac」でも使用可能だ。
内容 SF映画などでよく見られる，宇宙空間でのワープ。その雰囲気をMacintoshの画面で味わうことのできるAfterDark用のスクリーンセーバー・モジュールだ。画面を星々が高速に流れていく。星の数やスピードは設定が可能だ。似たような雰囲気のモジュールは他にもあるが，この「Warp Factor 1.4」ではワープ中の星を眺める視点を変更できるのが特徴だ。星が後方に流れていく様子や，上から下，あるいは下から上へ流れていく様子など，6つの視点で楽しめる。シェアウェアのスクリーン・セーバープログラム，「DarkSide of the Mac」でも使用可能だ。
内容 Go to Trashは，特別メニューの「ゴミ箱を空に...」にショートカットをつけ，快適作業を約束してくれる機能拡張ファイルだ。Macintoshを使い初めて間もないときには実感はないかもしれないが，操作に慣れてくると，マウス操作がしだいに煩わしくなってくる。特に，キーボード上で入力していると，余計にそう感じるはずだ。また，Go to Trashをインストールすれば，選択したファイルをショートカットでゴミ箱に捨てることもできる。地味なツールだが，一度使うと元の環境に戻れなくなる。
内容 WWWサーバに自分のホームページを持ち，情報発信をする。Internetを楽しむ醍醐味のひとつだ。ホームページを作成するにはHTML（Hyper Text Markup Language）という形式でページを構成しなければいけない。簡単なものなら大した苦労もなく書けるのだが，せっかくの自分のホームページだ。つい，いろいろと飾ってみたくなるもの。そんなHTML形式での記述を助けてくれるフリーウェアやシェアウェアは数多い。
